映画 『ホテル・ルワンダ』

四塚 勇一郎

2006年05月26日 21:18

『ホテル・ルワンダ』を知っていますか?

1994年 アフリカ ルワンダで起こった
たった100日の間で、
100万の人々が虐殺される事件を背景としたこの作品



[ストーリー]
暴徒化したフツ族の手により
80万人のツチ族が次々に虐殺されていく絶望的状況の中で、
ドン・チードル扮するホテル支配人は、
自らの勤務地へ成り行きで多くのツチ族を匿うことを余儀なくされます。
当時、国際社会が陥っていた深刻な無関心の連鎖が
この国での被害を拡大させたのとは対照的に、
ルワンダに暮らすごく小さな存在でしかなかったはずの彼の行動が、
やがて1200人ものツチ族の命を救うことに。


しかし、このルワンダ版『シンドラーのリスト』とも言うべき渾身の一作が、
残念なことにここ日本では国内配給会社によつ買い手がつかず、
‘お蔵入り’の状況に。

『ホテル・ルワンダ』を日本の映画館で見たい!
そんなシンプルな映画ファンの願いから、
[『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会]が
2005年6月19日に発足

会発足から3ヵ月半、2005年10月。
活動の甲斐あって、株式会社メディア・スーツさんの配給によって、
2006年正月第2弾作品として、日本での公開が決定。
約3ヶ月に及ぶ署名活動では、最終的に4,595名もの署名が集まった。
日本公開の決定を機に、会の名称は
[『ホテル・ルワンダ』日本公開を応援する会]に

映画『ホテル・ルワンダ』は、府内では3館で上映。
梅田ガーデンシネマ(大阪市北区)は毎回ほぼ満席で、1週間の追加上映。
高槻松竹セントラル(高槻市)には、滋賀や神戸からの問い合わせも。
シネ・ヌーヴォ(西区)は
「うちで上映した映画で、歴代3位以内に入る大ヒット。
夜の回に、仕事帰りの男性が多かったのが印象的」と。
館内に置かれたノートやアンケートには、
「これだけの事を知らなかった己に絶句しました」
「環境が変わるたびに見たい映画」などの感想が残されていました。

この映画、私も未だ見てません。
皆さんはいかがですか?
私は、是非見てみたいなと
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