体内時計
「明朝、6時に起きないと出張先の商談に間に合わない」
「明日はゴルフに行くから、5時に起きないと」――。
と緊張しつつ眠りについた翌朝、
なぜか目覚まし時計が鳴る5分ほど前に
はっと目が覚めた経験ってないですか?
いつもと違う起床時間なのに、
なぜ目が覚めたのか、疑問に思った人もいるんじゃないですか?
ちなみに、私は目覚まし無しでは起きれませ~ん (T◇T)
常に朝は、こんな感じ
眠いぞ! 眠いぞ!!(´-д-`)眠いぞぉ~っ
実は、体内のさまざまな代謝にかかわる複数のステロイドホルモンは、起床時間のちょうど1時間前に血液中の濃度がピークを迎えることが知られている。起きなければならない時間がいつもよりずれる場合、一時的にステロイドホルモンの血中濃度のピークもずれる。
そして、起きたい時間にきちんと目が覚めるというわけなんです。
こうしたホルモンの経時的な濃度変化を調節しているのは、
われわれの体内に組み込まれた
「体内時計」 なんです。
これまでの研究で、体温や血圧、ホルモンの分泌量などが、
約24時間の周期で波のように上下していることが明らかになっています。
体内時計は、約1日周期で、睡眠、運動、食事といったすべての生活リズムを調節しているんです。
体内時計のおおもとは、
脳の奥にある「視交叉上核」にあります。
これは、左右の目の後ろから出ている視神経が、
頭蓋骨の真ん中あたりで交叉する場所のすぐ上に当たります。
この場所には神経細胞が集まっており、
昼間は活発に活動し、夜はあまり活動しないという特徴があります。
この部分を壊すと、ホルモンの分泌量など、
あらゆる日内変動がなくなり、昼と夜の区別も消えてしまうんだそうです。
人間の体って、不思議だし、
うまいこと出来てるなぁって、ホント感心させられます!(⌒▽⌒;)
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