水星の太陽面通過
2006年11月9日の早朝
水星の太陽面通過が観察できるとのことです。
前回は2003年5月7日に起こったため約3年半ぶりの現象です。
AstroArtsの特集ページに各地での見え方が掲載されていますが、太陽面通過が始まった状態で昇ってくる太陽を観察することとなるため、東から南にかけての空が十分に開けていることが必要です。場所は初日の出の観望スポットを参考に探すと良いそうです。
なお、次にこの現象が起こるのは2016年と2019年ですが残念ながらこれは日本から見られず、日本で再びこの現象を観察するには2032年まで待たなければなりません。
水星の見かけ上の大きさが小さく観察には
太陽観察が可能な(重要)望遠鏡等を使用する必要があるため、日食などと比べると観察は難しいかも知れませんが、
ネット中継や観望会も行われる予定なので、ぜひこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか。
関連記事